ほんをよんでみる

読んで好きだった本の記録。めちゃくちゃゆるーーーーい感想。

「チ。―地球の運動について―」全巻を読んだ。


全巻読み終わった。
ものすごくいい漫画だな。
たったの8巻しかないのに、濃厚すぎる。深い。
この物語から、気付かされることがたくさんあった。

ちょうど今日見たアニメのエピソードが3巻だったので、
3巻の印象的だったセリフを。

オクジーが言う。

「ずっと前と同じ空(モノ)を見てるのに、
少し前からまるで違く見える」

バデーニがこたえる。
「だろうな。きっと、それが何かを知るということだ」


もひとついいなと思ったセリフ。
オクジーがヨレンタに、
文字が読めるってどんな感じなんですか?
って聞くと彼女がこたえる。

「文字は、まるで奇蹟ですよ。」

はるか遠い昔の話で笑ったり、

「文字になった思考は、この世に残って、
ずっと未来の誰かを動かすことだってある。」


全巻通して、バデーニとオクジーの話が一番好きだな。

最後めぐりめぐってあの人登場なんだ。
一瞬、え、そんなことするひとだったの?と思ったけど
でも決して聖人君子ではないというのも、現実的でいい。
信念のある人は、その信念のために
とんでもないことをしてしまうことがあるのは、
人類の歴史が証明している。

あとそうきたか!と思ったところは、
異端審問官のノヴァク、彼が今までしてきたことは実は・・・。
ヨレンタ、父と再会するのかと思いきや・・・。

人の感動や真理への探究心が
強く強く、次へ次へと最後の巻までつながれていく
読み応えありまくりの漫画だった。
そして、私のこのゆるーーーーーーーい感想が、
ずっと未来の誰かを動かすことだってあるんだってことを・・・。
ある・・・・。
あ、ある・・・・。

「星降る王国のニナ」15巻を読んだ

いよいよ本格的に星の民の秘密にせまっていくステージへ。
漫画の展開的には⭕️だけど、
セトの出番が当分なさそうで
セト推しとしてはそこだけ物足りなさを感じるが
でもしょうがない。我慢するか。
14巻はセト推しのための巻だったし (自己中な解釈)

新しいイケメンキャラが出てきてた。
問題ありな双子だけど。
ちょっと顔がセトに似てていい。
意図的かな。セトが出番が少ない分
この二人がかわりに目の保養をしてくれるのかもしれない。
これからの活躍を期待しよう。

ヒカミ好き。まだまだ隠してることがありそうだな。
トート王子は、全然星の民と関係ないのにくっついてきたから
なにかしら活躍するのかな。
その辺も期待。

アニメまだ観てない。
観なきゃいけないアニメがたまっててまだ辿り着かない。
動くセト楽しみだ。
声もイメージにぴったりだし。


 

「最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常 」1、2巻を読んだ


火葬場職員の漫画ということで、興味津々で読んでみた。
家族のお見送りで1度だけ行ったことある。
普段ぜんぜん縁がない場所だけど
人生の最期にお世話になる場所だから
どんなかんじなのかちょっと覗いてみたいな思って。

絵がコミカルでかわいいし
この漫画にでてくる職員さんたちは
すごく真摯に心をこめて仕事に向き合っていて
ほのぼのしていて、グロいシーンもなく読みやすい。

火葬ってただ火をつけて燃やしっぱなしってわけじゃない。
ちゃんと燃えるように
骨がなくなりすぎないように
火葬場職員の方々が焼いてる間に
チェックして調整してしっかり対応してくれている。
遺族に見せるときは、燃え残った骨を綺麗にならべる。
一般的に喉仏の骨が重要視されるんだって。
知らなかった。知らなかったから
あのときは、気にもしてなかった。
知ってても、あまりこだわらなかったとは思うけど
でも、知識はあったらよかったなと思う。

血が吹き出すとか、起き上がるとか
燃えやすいとか燃えにくいとか
生きている人間が多種多様いるように
遺体もそれぞれ燃え方が異なる。
何が原因でなくなったか
引き取り先のない人はどうなるのか
遺族の反応など
全然知らなかった世界が垣間見れる。
とっても興味深い内容だった。


「人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人」を読んだ

この前YouTubeで、岡田斗司夫さんの切り抜き動画かな、
この4つのタイプのことにふれてる動画みて、
自分はどのタイプだろうって気になってた。
ちょうどKindle Unlimitedの本だったから読んでみた。
なんと数時間で読めてしまった!
文字本も、これくらいの長さだといけるぞ!

おもしろい、これ。
人は欲求の偏りによって4つのタイプに分けれるらしい。
「理想型」「司令型」「注目型」「法則型」

「理想型」の基本欲求は「できないのがいやだ!!」
「司令型」は「負けたくない!!」
「注目型」は「嫌われたくない!!」
「法則型」は「ワカラナイのがイヤ!!」

本の最初に自分がどのタイプなのか診断する質問があって、
私はなんとなくこの4つならこれだろうなと予想していた通り
「法則型」だった。

「あ、そうだろうな・・・」と渋々認めたあなた、法則型です。
って書いてあった(笑)

詳しい解説は、本を読んでいただいて、
「法則型」の特徴でわかりやすい例えだったのが
常に一歩引いてるニヒリスト
いつも行く店がきまっている

一番これだって思ったのが、
「自分が本当にやりたいこと」はありません。
まさに「理想型」の参謀役。
そう!ないんだよ、本当にやりたいこと。

仕事だと、
「誰かの下にいて輝くタイプだから、誰かの下でいい。
この人すごいなって思う人のために働くのが好き」
ってたまに自分で言ってた。
要は、自分でどうしてもやりたいこともないし、
とびぬける実力も自信もないってことなんだけど。
でも、ほんとに誰かに頼まれて、こなして、
すごーいって言ってもらえたらうれしい。
また一緒に仕事してくれたらいい。
よく単独行動好きに思われるけど、
仕事に関してはかなりチームプレイヤーだと思う。
どうですか、あなたのチームに?
あ、残念ながら参謀役にはなれない。
そこは100%当てはまらないかな。

「法則型」は価値観が内向的らしい。
他人と比べてより、自分の中での納得感など内向きに考えるタイプ。
おとなしくして無口なんだけれども心の中で、「なるほどな」という
独り言が多い人。

それ!

なぜなのか理由が分かれば納得する人たち


この本は4つタイプを、小説形式で説明してくれておもしろい。
4つの型の登場人物の立場から
ひとつのできごとが書かれていて
それぞれの特徴がすーっと頭にはいってくる。

4つの型の関係性も説明してくれる。
「法則型」は「注目型」と相性が悪いそうだ。
物事の捉え方がそんなに違うのか。
そういえば、あの人はたぶん「注目型」かも。
一緒にビジネス立ち上げたけど、だからうまくいかなかったのか。
もっと早く読んでいたら・・・・。
成功しなかった過去の言い訳も見つかって、いい本だった(笑)

自分が何型か気になった方、
人間関係スムーズにしたい方、ぜひどうぞ。


「怪獣8号 side B 1、2」を読んだ

本編に満足したら、やっぱりスピンオフも読まないと。
1、2は、保科副隊長、四ノ宮キコル、鳴海弦のお話。
こういうの読むと、キャラの理解度がまして、
また本編読み返したときに、さらに楽しめていい。

保科副隊長がどういう経緯で第3部隊へ入るのかが描かれている。
この漫画のキャラはみんなだけど、彼も本当に努力家。
自分の飛び抜けた才能が、時代遅れであるという逆境を
どのように克服していくか、心の葛藤とか
たっぷり描かれていて、ますます好きになる。

キコルも好きなキャラだな。
才能と努力と不屈の精神とすべてを持ち合わせた女の子。
ほんとに読んでてスカッするから大好き。
これからも期待大。

鳴海隊長好き。
ヒロアカの相澤先生とか、Narutoのカカシ先生とか、
普段軽い感じだけど、実は強いみたいなキャラに近いものを感じる。
おーきなおーざっぱなカテゴリーで言うとね。
辛い過去ももちろんあるけど、表には絶対ださないみたいな。
ギャップにやられる。

で、このスピンオフでは鳴海隊長の過去がみれる。
自分の居場所をみつけるまでの鳴海隊長。
適当そうにふるまってるけど、実はすごい努力をしているのを
ちゃんとわかってくれる長谷川副隊長の存在がまたいいんだな。
いいコンピ。
鳴海隊長の前髪あげてるときがすんごい好き。

このスピンオフ、もっと続くのかな?
続いてほしいな。ほかのキャラの過去も知りたい。


「怪獣8号 1巻〜14巻」を読んだ

アニメも「みるぞ!」リストに入ってるし
最初の3巻が無料だったから読んでみたら
もうこうなることは予測はついていたけどさ。
こんなおもしろい漫画3巻で読むのやめるなんてムリムリ。
結局最新の14巻まで一気に買ったよ。
大満足。

キャラがとっても素晴らしい。
どの人も気がよくて、スカッとする。
結構泣きながら読んでた。
感動するシーン多すぎ。
盛り上がりどころが多々ある。
命かけて戦ってる系の話は熱くて好き。
笑えるシーンも多いし。
戦闘シーンもかっこいいし。
絵がうますぎる。すごいいいいい。
アニメも絶対みる。

印象的だったカフカの病院でのセリフ。

「夢を追うってのは一番譲れない大事な物で
毎秒毎秒誰かに負け続けることなんだ
けど そんなことどーでも良くなるくらい熱くなれんだよな」

夢を追う=毎秒毎秒誰かに負け続ける
そういう考え方したことなかった。
夢を追う=大変
ぐらいは思いつくけど。
一生懸命、夢を追ったことがある人じゃないと
でてこない発想な気がする。

あとミナのセリフ。
「思ってた大人になんか
私もなれてないよ
それでも進まなきゃならない」

ミナと私のレベルは全然違うとはいえ、わかる。
全然想像と違うアラフィフになっちゃったけど、
とりあえず手持ちの平凡なカードで
生きていかなきゃいけないし。
そうそう、進むしかないから。

おもしろい漫画に出会えてよかった。楽しみが増えた。



「神作家・紫式部のありえない日々: 1と2」を読んだ

1、2巻がKindle Unlimitedだったし
すごいレビューがよかったので読んだら、
これめちゃくちゃおもしろい!

源氏物語」が同人誌扱いで、
同担拒否とか腐女子とかカプ推しとか、
平安時代も今と同じでこんな感じだったのかなとか
想像膨らんでおもしろいし、入りやすい。
あっという間に2巻読み終わった。

紫式部のキャラがいい。うける。
「ロイヤルファミリーの前で同人誌のタイトルを言えと・・!!?」とか。
清少納言の「枕草子」のすごさにやられて、
創作意欲がわかなくなるとか、かわいい。

ちなみに「源氏物語」はいくつかの漫画で読んだり、
中田敦彦YouTube大学でとりあげてた動画全部観たから、
話の流れと登場人物はちょっとわかる。
漫画の中にも、もちろん「源氏物語」がいっぱいでてくるから
登場人物知ってるほうがより楽しいかも。




こんなクセのある長編恋物語
今よりはるかに情報のない時代に書いていたって
本当に紫式部は神作家だな。
オリジナリティ半端ないな。
って思ったら、漫画の中でパクリだって言われて
落ちてる紫式部もいたり(笑)
本当におもしろい。


先が読みたい!
でも今月すんごいいっぱい漫画まとめ買いしちゃったしな。
50冊ぐらい。アマゾンが50%ポイントバックしてたからさ。
買いたいリストに追加しておこう。